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つくば建築ツアー(前半)

NPO法人つくば建築研究会主催の「つくば建築ツアー」に参加した。

つくばといえば“大学と研究所と製薬会社があるところ”というイメージでしかなかった。
こんなに名だたる建築家の設計した建物があるなんて知らなかったのだ。

参加費は6000円で丸1日。
ランチ代と「つくば建築フォトファイル」(写真と図版が掲載されている本)が含まれていてる。
午前中は駅周辺の近代建築をNPO法人の人にガイドしてもらいながら鑑賞し、
午後はバスで移動しながら古民家をまわるというスケジュールだ。



この日、雨こそ降らなかったものの空一面灰色の曇り空で、とても気温が低かった。
そのどんよりした空と同化したような色のつくばセンタービル(磯崎新;1983年)にある石の広場。
ローマのカンピドリオ広場の模様を反転させたデザインだという。
当時の建築界に影響を及ぼすきっかけとなった建物。
だがその権威ある場所もいまは殺風景さばかりが強調されているかのような人通りのなさ。
日曜のお昼近くだというのに、建物の中も外もあまりに人がいなかった。



駅から離れて歩きだすと、初めての住宅(マンション)がみえてきて人通りがでてきた。
舗装されたレンガ道が高級感を出している。



この道の右側には南3駐車場(伊東豊雄;1994)が見えてきた。
駅前のMOGと一緒につくられた南1駐車場(板倉建築研究所;1989)といい、
駐車場ですらもこだわりをもって設計されていたことが伺える。



ここは国際会議場「エポカルつくば」(板倉建築研究所;1999)。
広々とした近代建築らしい建物。
アトリウムから一歩外に出ると、通りを挟んで市立竹園西小学校(原広司;1990)が見えた。
外観からしか拝見できなかったが、とても小学校とは思えないデザイン。
こんな小学校に通える小学生はうらやましい。



午前中の最後はつくばカピオ(谷口吉生;1996)の中へ。
シンプルだけど、洗練された設計であることが見た瞬間に感じられる。



中ではバレーボールの試合をしていた。
この二階からの観客席も、観る人を意識してガラスの高さや厚さを考慮して
造られたことを知る。



カピオの向かいにあるカフェベルガー(谷口吉生;1996)でお昼。
とにかく写真からもわかるように、太陽がなくて
とても薄暗く寒い日だったため、少し散歩しているだけで身体が冷え切ってしまった。



ランチはこのお店で出しているメニューならどれでも事前に選ぶことができたので
わたしはロコモコ丼を注文した。
食べながら、目の前にいる女子大生に自己紹介してくださいと迫られ困った。
ひとりだけ建築とは無関係のなんらプロフィールのない自分に、
興味を惹くような適切な言葉はないかと探ってみたけれど、
やはりただの何者でもない人間でしかないのだった。


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