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海きららのクラゲ

師走。
一年に一度やってくる最悪の日がまたやってきてしまった。
生え際の白い線がいまさらだけど増えたような。
もう年も暮れるのだと思いたくない。
赤い月を待っている間、季節感を無視した夏の頃の写真でも眺めて
現実逃避をすることにしよう。

PO20110829_0188_013.jpg

ここは海きらら・九十九島水族館。
青に染まった色の中にきらきら光る太陽の光が美しい。

PO20110829_0191_013.jpg

魚が空を飛んでいる。

PO20110829_0184_013.jpg

地球の生命が生まれた故郷の海。
クラゲが死ぬと海に溶けてしまうみたいに、
ヒトも最期は海に溶けていくという仕組みだったらよかったのに。

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九十九島水族館の最大の特長はなんといってもクラゲだと思う。
クラゲシンフォニードームにはたくさんのクラゲの水槽と、
頭上に広がるプラネタリウムのスクリーンのような所に映し出されたクラゲの映像が幻想的。

アカクラゲ_013

アカクラゲ

カギノテクラゲ_013

カゲノテククラゲ

ハナガサクラゲ_013

ハナカサクラゲ

カブトクラゲ_013

カブトクラゲ
このクラゲ、ラインがキラキラと電飾のように光る。
こんな生き物が普通に海を漂っているのかと思うと、
イキモノの神秘を感じずにはいられない。



九十九島水族館がなぜこんなにクラゲに力を入れているのか、
その理由は、この島の周囲を囲む海にかなりのクラゲが生息していることにあった。
世界に約1350種いると言われるクラゲ。そのうち、275種が日本で見つかっており、
さらにその100種以上がこの九十九島で発見されているという。
2008年にノーベル化学賞を受賞した長崎医科大出身の下村脩先生の研究材料もクラゲ。
そんなこともあり、この水族館はクラゲに力を入れているのだと納得。

PO20110829_0219_013.jpg

生き物の発光には必ずルシフェリンが関わっているという当時の常識にとらわれず、
新しい発光物質「イクオリン」を発見した下村先生。
毎年夏になると、毎日朝から晩までクラゲ採りと実験の日々。
1日500匹、計5万匹のクラゲを採集していたそうな…。
イクオリンの発光メカニズムの解明には、約12年かったとか。
イクオリンの光は青いのに、オワンクラゲの光は緑色なのを疑問に思い、
発見したのがGFPだったという。

GFPは生物学実験では欠かせないアイテムのひとつ。
例えば、がん細胞などに組み込んで、細胞の増える様子を観察したりして
体内の目印に使う。
安全かつ、観察しやすいことが、最大の利点。

オワンクラゲ_013

そんな大発見に至ったオワンクラゲにも支えられながら、
ヒトは生かされているというわけです。

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