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Negative Thinking

暗闇の中で横たわり、暖かい布団で覆われていながら、目を覚ましている事ほど酷い拷問はないと思う。

8時ごろ保育園にお迎えに行ったとすると、家に着く頃には8時半を回っている。それから自分のご飯を適当に作って、適当に食べて、ちょっと一息つこうと思いきや、ソウタのトランプ(神経衰弱か7並べのどっちか)に付き合わされたり遊んで攻撃にあいながら、だらだらしていると、いつの間にか9時半くらいになってしまい、お風呂やらないと…と思って、やっと腰をあげてお風呂の支度をして、入って、歯磨きをして布団に入る頃には10時半くらいになっていることもしばしば…そうなると、疲れている水曜日なんかはもうなかなか起きられないのだった。

どうやら私は仕事に対して後ろ向きのようだ。
せっかくこの前の三連休の日曜日に遊んだのに、一週間をこなしているうちに少しずつ少しずつ何かが削られて、何かが壊れていく。
最後にトドメをさしたのは木曜日の送別会だったのだろうか。
部から、また5、6人の人が出て行くことになった。今回は部長が(ついに)出て行くので送別会が行われた。しかし……私は思う。なぜ、出て行く人たちを見送らないといけないのだ?なぜ、送別会をするのか?これはあくまで私の個人的な意見だが、残された人たちの方がよっぽど大変なのに、どうして出て行く人たちを快く祝うことができるのか、全くの疑問だ!はっきり言って、出て行く人は幸せ(幸せとは限らないが)だと思う。その人達をみるとムカムカしてきた。部長なんて偉そうなこと言っていて、いくらそんな立派なこと言っても、所詮これで最後なんだから、誠に無責任な発言だ!
結局、お世話になった先輩にも(お世話になったのか?)、特に改まって挨拶することはせずに、早々に家に帰った。

朝起きると、気分が悪くて(酒はそれほど飲んでない)、今日は職場に行きたくなかった。
疲れているときは要注意だ。ひたすら悲観的な思考のスパイラルに陥ってしまう。いつもの道をふらふら歩きながら、交通事故にでもあって入院したいなんて考え出してしまう。妄想の中で自殺する自分をブラウン管を通して見ているのだ。
  
○商店街(夜)
  ママは荷物を3つも抱えながら歩く。
  その少し後方にソウタが歩いている。
ソウタ「保育園って楽しい!」
  疲れた表情のママ。
ママ「……そう……」
ソウタ「ママはお仕事楽しい?」
  ママ、返答に詰まり、何も言えずに下を向く。
ママの声「前はもっと楽しいって即答できたかな……」
  ママ、つらそうに
ママ「……楽しい、と思うけど……」
ソウタ「パパはどうかな?」
ママ「……さぁね、どうだろうね」
ママの声「近頃、こんな質問ばっかだ。この前も変な質問してたよな……」

○回想・ママの家内(夜)
  ママはパソコンに向かっている。
  すぐその隣で、宇宙の図鑑を広げているソウタ。
ソウタ「ママ、宇宙って誰が作ったの?」
  ママ、びっくりしてソウタの方を見る。
ママ「はぁ?誰が作ったって……」
  しばらく考えるママ、図鑑に目をおとし、
ママ「じゃぁ、ソウタは誰が作ったの?」
ソウタ「ママ」
ママ「じゃぁ、ママは誰が作ったの?」
ソウタ「ママのママ」
ママ「当り!じゃぁ、ママのママは誰が作ったんだ!」
ソウタ「……えーと……」
ママ「ママのママのママだよ。そう、そうやってそのママのママのママのママのママ……っていくんだけど、人間はね、昔、おサルさんだったの!」
ソウタ「ふーん」
  ママ、図鑑を指差し、
ママ「それで、その前はこんな動物で、その前はお魚で、その前はこーーんな小さな見えない生き物だったの。その生き物は海の中の水の中に住んでいて、それは地球が水と石でできているからで、石と石がぶつかって、お団子みたいに、固まってできたんだよ」
  ソウタ、真剣にママの話を聞いている。
  ソウタ、図鑑とママの顔を交互に見ながら、
ソウタ「そうなんだーーー」
ママ「宇宙はだから、爆発してできたんだけど、誰が作ったとかじゃなくて、勝手にできたんだよ!」

○商店街(夜)
  ほくそえむママ。
  信号が青に変わる。
  バスが前方にやってくるのが見える。
ママ「あ!バスが来た!ほら、走るよ!」
ソウタ「待ってよ!」
ママ「ほら!走れ!」
  走る、ママとソウタ。
  バスが止まる。


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