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脚本家-ドラマを書くという仕事

脚本家―ドラマを書くという仕事(中園健司著・西日本新聞社)を読んだ。中園健司さんという人は、「サラリーマン金太郎」(TBS)「ルームシェアの女」(NHK)などをを書いている人だ。

この本では、脚本(シナリオ)を書くことを仕事にしている脚本家という職業の実態を体験を通じて綴った本だ。メインの本文とは別に、『脚本家への道』という章と章の間で語られる、彼自身の高校生の頃から、最終的にデビューするまでのエピソードが面白い。

高校生の時に入った演劇部経験から、大学、大学卒業後につくった劇団での体験談、そして東京に来てからコンクールに応募したり、学校に通ったりしながらデビューするまでの苦難の道が語られている。

脚本家になるには、想像している以上に大変で、フリーランスの仕事であることを実感させられた。
誰でも脚本家になることはできるといいながら、純粋さや情熱がなければやっていけないという言葉は私の胸をついた。

“どんな職業からも転身して、「その気」にさえなれば、資格試験があるわけでもないし、特別な才能など要らないし、誰でも脚本家になれるのが実感である。ただ、生活の保障や将来の見通しなどを考える前に「その気」になれる人です。それは夢や勇気や喜びや、何か大切なものを人に伝えたいという純粋さであり、情熱です。そういうものをなくしてしまったら、脚本家という仕事をやっている意味はありません。フィリップ・マーロフふうに言えば「タフでなければやっていけない、純粋な情熱を持っていなければ脚本家である資格はない”ということです。”

デビューへの道として、シナリオ学校で教わってないなぁと思ったことが一つあった。それは「弟子入り」するというものだ。この「弟子入り」という考え方は、今も「丁稚奉公」的なものであるが、脚本家の仕事ぶりやプロセス、業界の有様、プロデューサーやディレクターとの打ち合わせの仕方など貴重な体験ができるという大きなメリットがあるという。特に、プロデビューした後につまづくことが少ないように思えると。
自分を慕ってくる人をそう無碍には扱わないだろうから、試しにぶつかってみてはどうか、とあった。

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