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見浜園

千葉県・幕張にある「見浜園」を訪れた。
幕張海浜公園の一部にある日本庭園だ。
県が所有する新都心における憩いの場のような所として建設されたのだろう。

大地震の爪跡はここでもみることができた。
とくにこの辺り埋め立て地一帯は液状化によって被害を受け、
道路が陥没したり水が噴き出したりして、舗装された道路にその痕跡があった。

庭園の改修工事はまだ終わっておらず、入れない場所もあったが、
植物たちは冬の様相をして、枯れ落ちるもみじの姿が美しく
こんな冬の色合いもいいなと思った。

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秋の草ではあるけれども、すすきも健在。
なんだか今年は夏から冬にかけて、突然スイッチが切り替わったような気がして、
情緒ある秋が駆け足で過ぎ去ってしまった分、
いまごろになってそれを取り戻すかのようにカメラに収めた。

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庭園の中心部に茶室「松籟亭」(しょうらいてい)がある。
中は温かなぬくもりのある部屋で、ちょっと一息。
もともと人影がなかったが、この茶室も貸切状態だった。
和む…

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400円で抹茶と和菓子をいただく。
入園料100円だから、合わせても500円。
和服姿の人が奥からでてきて、座敷でつくってくれた抹茶を運んでくれた。
“心洗”と文字のかかれた掛け軸があって、
まさしく心洗われる時間であった。

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庭園をぶらぶら。
茶室を外から見るとこんな感じである。
周囲は高層ホテル、マンションなどが立ち並び、
どうしても写真の景色にはいってきてしまう。
これが都市型日本庭園か…

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椿もきれいに咲いていた。
椿の花の色は冬の寒空に艶やかでいいが、
なんだか艶やか過ぎる気もする。
まさしく女性のような。

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海浜公園の中を通って海岸まで出ようとして歩いたが、
途中、大型道路を渡る歩道橋の先で「立ち入り禁止」の看板が立っていて
引き返した。まだ工事が終わっていないのだろう。

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海がいまもなお汚されているかもしれないことを考えると哀しくなる。
いつかはまた心から透き通った海が見られる日が来るだろうか。


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海きららのクラゲ

師走。
一年に一度やってくる最悪の日がまたやってきてしまった。
生え際の白い線がいまさらだけど増えたような。
もう年も暮れるのだと思いたくない。
赤い月を待っている間、季節感を無視した夏の頃の写真でも眺めて
現実逃避をすることにしよう。

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ここは海きらら・九十九島水族館。
青に染まった色の中にきらきら光る太陽の光が美しい。

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魚が空を飛んでいる。

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地球の生命が生まれた故郷の海。
クラゲが死ぬと海に溶けてしまうみたいに、
ヒトも最期は海に溶けていくという仕組みだったらよかったのに。

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九十九島水族館の最大の特長はなんといってもクラゲだと思う。
クラゲシンフォニードームにはたくさんのクラゲの水槽と、
頭上に広がるプラネタリウムのスクリーンのような所に映し出されたクラゲの映像が幻想的。

アカクラゲ_013

アカクラゲ

カギノテクラゲ_013

カゲノテククラゲ

ハナガサクラゲ_013

ハナカサクラゲ

カブトクラゲ_013

カブトクラゲ
このクラゲ、ラインがキラキラと電飾のように光る。
こんな生き物が普通に海を漂っているのかと思うと、
イキモノの神秘を感じずにはいられない。



九十九島水族館がなぜこんなにクラゲに力を入れているのか、
その理由は、この島の周囲を囲む海にかなりのクラゲが生息していることにあった。
世界に約1350種いると言われるクラゲ。そのうち、275種が日本で見つかっており、
さらにその100種以上がこの九十九島で発見されているという。
2008年にノーベル化学賞を受賞した長崎医科大出身の下村脩先生の研究材料もクラゲ。
そんなこともあり、この水族館はクラゲに力を入れているのだと納得。

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生き物の発光には必ずルシフェリンが関わっているという当時の常識にとらわれず、
新しい発光物質「イクオリン」を発見した下村先生。
毎年夏になると、毎日朝から晩までクラゲ採りと実験の日々。
1日500匹、計5万匹のクラゲを採集していたそうな…。
イクオリンの発光メカニズムの解明には、約12年かったとか。
イクオリンの光は青いのに、オワンクラゲの光は緑色なのを疑問に思い、
発見したのがGFPだったという。

GFPは生物学実験では欠かせないアイテムのひとつ。
例えば、がん細胞などに組み込んで、細胞の増える様子を観察したりして
体内の目印に使う。
安全かつ、観察しやすいことが、最大の利点。

オワンクラゲ_013

そんな大発見に至ったオワンクラゲにも支えられながら、
ヒトは生かされているというわけです。

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