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「束芋 -断面の世代-」展

横浜美術館で開催中の「束芋 -断面の世代-」展に行ってきた。

横浜美術館の開館20周年記念展でこの作家の個展をやるなんて売れっ子なんだ、すごい。
と、ワクワク、期待感いっぱいで、美術館の入り口のドアを開けた。
私とは同世代…と言っていいだろう、「断面の世代」という副題にあるように、
世代を意識した作品群が世界観を作っていた。
断面の世代とは、大雑把に1970年代生まれを意識してつけた名称だそうだ。
なぜ“断面”かというと、団塊の世代が集団の中で自分の役割をみつけて生きてきたことに対して、団塊ジュニアの世代は個々に能力をもちながら、集団でおおきな力を発揮しようとはしない、
という見解から来ている言葉のようだ。

最初の作品は吉田修一の『悪人』という小説の挿絵原画。
墨だけで書かれた、マンガのようなイラスト。
でもそには人物のような絵が描かれているけれども、瞳のない、モノのような生きものが
つらつらと描かれている。

《油断髪》という、同じく『悪人』に登場する金子美保という人物をモチーフにして
作られた映像インスタレーション。
揺れる髪の毛。髪の毛を掻き分けて垣間見れる世界。
時計のような規則的な音が鳴り響く中で、日常の雑踏が聞こえてきて、そこに彼女の存在や
彼女が隠しているものや、隠されているものがあるような感じがした。

《団断》という作品は団地を上から見たような絵をアニメーションで見ているような
作品である。このありふれた、ドアや壁で仕切られた空間にある、日常の様々なものの中に
非日常的なものが少しだけ混ざっていて、違和感があるが溶け込んでいて、
違和感がないような気もする。

《ちぎれちぎれ》は、CT装置のようなところに裸の男が寝ていて、
空に浮かぶ雲の中に浮かんでいる。
身体は断片的に切れて、空に浮かび、雲と一緒に流れていく。


個人的には、これが一番なテーマだった《BLOW》。
水の中から泡が噴出すような感じ、花が開くような感じ、
こう内側から外に何かを出そうっていう、気持ちが何だか見ていて気持ちがよくて
(それは人によるか)自分も何かを生み出すときの感情が好きなのだと思った。
でも、もし私が同じテーマで作品を造るなら、
発生学のような形で、細胞分裂していくところから生命が形成される過程、
もしくは、細胞内外の活動をしている様などを見せるかもしれないなぁと思うのだった。

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初島

やっと正月休みが終わるぞと思いきや、再び訪れる三連休はエンジンをエンストさせるいまいちな休みだ。しかしながら、子供がいる家庭では、「お正月どっちのおばあちゃんの家行こうかぁ」との毎度の悩みも「次の三連休でもう片方の家に行けばいいやぁ」ってことになり、とても便利な休みであったりする。
そういう私もようやく実家に帰った。
父親が60歳をとうに過ぎているにも関わらず、何もしていなかったことに前から気がついており、何十年ぶりかの家族旅行なるものを計画してみた。行き先は、いろいろあったんだけど、初島へ行くことにした。

初島というのは、熱海から、10キロほど海上に離れた島で、
住民約240人、周囲約四キロ程の小さな島である。

熱海といえばお馴染みな場所だったが、初島には行ったことがなかった。
高度経済成長の時期にリゾート開発で立てられたホテルは、2006年に改築し、いまはエクシブ初島という、会員制ホテルが中心に立てられている。
この敷地内には、様々なレジャーが楽しめるような施設があり、夏にはもってこいの場所だ。
真冬の海はさぞかし寒いだろうと思い、出かけていったが、それほど海は寒々しくなかった。

イルド・バカンス・二世号という船にのって、熱海港から約25分。
船は出港すると、すぐにカモメの集団が追いかけてきて、
餌を欲しさに、ヒトに寄ってくる。
これは、その餌を捕らえる瞬間である。

カモメ

海風にさらされながら、あちこち写真に撮っていたら、
三匹のカモメが行儀よく並んでいるのを見つけた。

三匹のかもめ

自動車ですらすぐに酔ってしまう私は、船酔いには要注意だ。
思ったよりも波は高くて、やっぱりちょっと気持ち悪かった。

初島では、各種レジャーを楽しめる施設があるが、
私がやったのは、パターゴルフ、陶芸、それに海中展望船のクルージングだ。
他にも、喫茶店でケーキを食べたり、サッカーやバスケなどのスポーツ、
「サルトビ」というデンジャラスなアスレチックも楽しめる。

ホテルのレストランは中華、和食、新和食、イタリアンの四種類で、
イタリアンの店だけ、ホテル内にはなくて、フェッシリーナという船着場に店がある。
夜はとりあえず、新和食のお店でテーブルを囲んで
六人の大人と、二人の子供でご飯を頂いたのだが(しっかりしろ!)、
遅い船酔いが襲ってきて、ちっとも食事は進まず、軽い鈍痛の中で、
二歳児の姪っ子と、お手拭敷きの上に、ナイフレストを置いていくという、
たのしいおままごとをやったりした。
父はピアノの生演奏を偉く気に入っていたようだった。

良かったのは、海中展望船である。
船底に椅子を設置して、海中を眺められるようにしてあり
近場の海に泳ぐ魚達を観察することができるのだ。
30分ほどグルグルと周囲を回るのだが、これもまた船が激揺れして非常に気持ち悪い。
だけど、生の水族館みたいな感じと、海中に置かれたテトラポットに生えた苔と珊瑚の世界が、何だかとても異様であり、ファンタジーであり、不思議な世界観を垣間見れたことは、とても良かった。
(↓何だかわかりませんが、苔だらけのテトラポットです)

テトラポット

ということで、渋滞に巻き込まれながらようやく無事家路につき、
殆どお祝いになっていなかった、三連休は終わりを告げたのである。

万年「吉」の今年のはじまり

あけましておめでとうございます。

住み始めて丸三年が経とうとしているこの土地で
初めて近くの神社に初詣。
人、少なっ。
ことしの抱負は「有限実行」
いつもだって?そうそう。言ったことはちゃんと実現しなきゃね。
おみくじは、もうここ五年くらい連続の吉・・・
“人としての道を踏み外すと大災難に合う” 
“よく反省し、勉学に励みなさい”
という神のお言葉を胸にしまって、
もっとがんばらねばと気合を入れなおすのであった。

年賀状、遅くなりましたが、ようやく今朝、投函しました~

2010年賀

さーシナリオ、書くぞ~~
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