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THEATER 360

国立科学博物館日曜日、雨が降っていたこともあって、久しぶりに上野の国立科学博物館に訪れた。日本館の方は昔から何度か訪れたことがあったが、地球館の方はそれほどじっくり観たことが無かったので、いい機会だった。それにしても、展示物の多さには圧巻である。日本館だけで、1階から3階までの計5フロア。地球館は地下3階から地上三階までの全6フロアで一フロアの中にもいくつかのカテゴリがあり、見ごたえたっぷりなのである。

theater360日本館と地球館をつないでいる丁度真ん中の位置に、「シアター360」という全球型映像施設があって、これが印象的だった。「愛・地球博」の長久手日本館でつくった「地球の部屋」を再現したものだとか。

赤い球体の中に入ると、球体の中心部に橋のようなものが架かっており、観客はその橋の上で上を見ながら球面全体に映し出される映像を見ながら、地球環境や生命の偉大さを体験できるようになっている。

8分という短い時間だけれども、すぐに観れる上、混んでいないのでかなりのお勧めだ。2ヶ月ごとに上映内容がスケジュールとして組まれている。自分が地球の中の本当に小さな一部であることを実感できる。

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プラネターリアム銀河座

全日空に乗ると座席においてある「翼の王国」の5月号に“東京の穴場”という連載で掲載されていたのがプラネターリアム銀河座だった。
この記事を読んで以来、是非行って見たいと思っていた。

證願寺住職が造ったプラネタリウムという位置づけで、興味を惹くのである。
浄土真宗大谷波の「證願寺」というお寺の中にあり、本堂にライオンや恐竜が飾ってあって、宇宙や生命の歴史を感じさせる壁画があったりするのだ。左の写真は、お寺の裏側から見たところ。周囲を囲んでいる壁に恐竜の絵が描かれている。

ライオンこのライオンは芸大出身の作家に彫ってもらったとか。その反対側に、恐竜の像が。アンマッチなのに、なぜかちゃんとそこに収まっている感じが不思議だ。

肝心のプラネタリウムは第1、第3土曜の15時から1時間。予約が必要。予約なしでも空いてれば入れるみたい。昨日はテレビ朝日のJチャンネルの人がカメラを回しに来ていた。

トリケラトプスの仲間?日本家屋の玄関に一歩踏み入れると、メイド服を着たお姉さんが案内してくれて、待合室で待機。その後、ペンタックスが1台だけ試作したというコスモスター0号機が中央に置かれた部屋で、椅子に寝そべり、星の鑑賞。そこでは、住職件館長の春日さんと、女性解説員のコント風の解説が始まり、楽しく季節の星座を楽しめるのである。

ソウタは目を星みたいにキラキラさせながら(暗闇なのでたぶん)、楽しそうに観ていた。さそり座が現れると、嬉しそうだった。

壁画今月は「真空とは?」というお題で、ちょっとだけ難しい科学の内容をわかりやすく説明する、科学のよもやま話も組み込まれている。

科学技術週間で配布された宇宙図も登場し、身近な気圧の話から「真空の相転移」まで話を展開。ビッグバン以前のインフレーションをうまく説明していた。これもまた、女性解説員と館長のやり取りで飽きさせない工夫が感じられた。

全日空の記事を見てきた人が殺到しているみたいで、館長はそれはそれで嬉しそうだったけど、彼のキャラクターが、このプラネタリウムに味を出させている、おもしろい場所だった。

「先生」

小学校の給食

ストレス過多で怒涛のような毎日から抜け出して、お休みをもらった。
学校で『親子給食交歓会』という行事があり、参加の旨を伝えてしまっていたのと、初めての家庭訪問の予定が入っていたためだ。


精根尽きてやっと休みだっていうのに、朝から会社のことや仕事のことが頭から離れられず、居ても立ってもいられず、会社のメールをチェックしたり、胃を痛くしたり、全然休まらない。

そんな私の元へ同じマンションの友人が電話をかけてきてくれた。
せっかくの休みなので子供と一緒に遊びに行こうというお誘いだった。ガラガラ声で電話に出た私は、その心遣いで目が覚めた気がした。これまで、自分の同世代はもちろんのこと、同じ年代の子供が居る友達を持ったことがなく、プライベートな付き合いがベタな私にとってはとても嬉しいことなのである。

給食の味
お昼、学校に向かうと、体育館に一年生とその親が集まってシートを広げ、給食を食べる準備をしていた。ドアに張り付いて待っていたソウタを見つけ、一緒に初の給食をいただいた。
一食900円だそうである。

牛乳の生ぬるさが懐かしく、味噌汁は家でつくるよりずっと甘く優しい味がした。子供たちが走り回り、騒いでいる中で、体育館の窓やバスケットゴールなんかを眺めながら、自分の記憶を探っていた。

ソウタはいつもあまった牛乳を飲むんだそうだ。二本飲んでいると聞いてびっくりした。背はクラスで前から5番目だというから、丁度いい。

家庭訪問
ソウタの担任の先生は、運命的にも(?)以前、この学校に説明会に来たとき出会った先生になったのだ。その女性のベテラン先生はいつも親に向かって遠慮せず叱咤するのだ。「子育てに手を抜くな」、「子供のしつけは親の責務だぞ」と。

「今日の家庭訪問は覚悟がいるな」と思っていた。

家にやってきた先生は玄関口で、「ここでいいですから」と言い、「小学校に入ってからどうですか?」と質問した。
私はしどろもどろになるのを抑えながら、保育園時代よりも活発になったことを話した。そうすると、先生はこういったのだ「ソウタ君は、かわいくて仕方がないんですよ」と。実は、親の不手際で何度か持ち物を適切に用意できず、先生のお世話になったことが二度三度あり、私はてっきり学校への気配りに関して指摘を受けるかと予想していたが、全く違った。

働くことの大切さや、働きながら家庭をもつことの大変さを強調し、自分もそうだからと共感させ、「せっかく仕事が面白いと感じる大事な時期につらくなったからってやめてしまうのは、いい人材がいなくなるので、もったいない」と言い、その生活の中で、出来る限りこどもに愛情を注いで欲しいと話してくれたのだ。

ソウタの長所、絵がうまいことや、折り紙をみんなの前で披露して、クラスのブームになった話や、能力が高いことを教えてくれた。その能力をもっと伸ばすために、絶対必要なことは愛情だと。抱きしめること、優しさを見せることだと。

一般に親からの反発や反論に負けて、消極的な先生が多い中、彼女は強い意思と信念、仕事に対するきちんとした気持ちを持って働いていることがひしひしと伝わった。強い意志を持って意見を言い続けることは簡単なことではない。そこにはそれだけの負荷やストレス、様々な責任を背負っているのだ。

先生
「私はね、月に1回、京都に行くんですよ。伝統とか、歴史とかそういうものが好きでね。観に行くんです。お寺に行ってお参りしたり。朝早く新幹線に乗って、日帰りで行くんですよ。そうするとね、パワーが湧いてくるの。忙しくて疲れてつらい時には、母親でもなく、先生でもなく、唯のひとりの人として、そこに行くと、無心になって、もう一度最初から頑張れる気がするんですよ。だから、お母さんも、そういう時は、好きな美術館とかで、気持ちを入れ替えて。宿題とか、大変だと思ったら、伝えてくれれば待ちますから。困ったら、電話してきてもいいですから、もう少し頼っていいんですよ」

朝まで悩んでいたモヤモヤを洗い流されたような気持ちになった。どんな仕事も、何かをすれば、反論や文句は出るのだ。出ない場合などありえない。問題はそれをどうやって乗り越えるかだ。もうこれ以上続けられない気持ちになっていたが、先生のおかげで前に進めそうな気がしてきたのだ。

自分の気持ちが安定すると、自然にソウタにも、優しく接することができた。
先生はすべて、わかっていたのだろうか。

今日は他にも友人の部屋で三人のお母さんが集まって、子供が遊んでいる傍らでおしゃべりを楽しんだ。
そんな素敵な時間も持てた今日に本当に感謝である。

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